2021年度会長あいさつ

代表取締役会長 王 鈞(2021)

スリーアール代表取締役会長
王 鈞(おう きん)です。

コロナ禍収束の見込みが見えない苦境の中、2022年度を迎えました。
コロナウイルス発生から2年経ち、人も企業も政府も疲れ果てていると思います。しかしながら、ウイルス対策と経営の両立を果たし、自力で生き残った企業は「免疫力」を獲得したともいえます。これは、今後の経営と危機管理の貴重な糧となるに違いありません。

ピンチはチャンスとよくいわれますが、チャンスにするためにはスピードが欠かせません。なぜなら、すばやく手を打たないと逃してしまうからです。
スリーアールの21年の歴史を振り返ると、危機の後には必ず大きな成長があります。
私たちはVisionとして、「明日の欲しいを実現し、社会を元気にする」を掲げています。これはものづくりを主軸とする我が社の真髄でもあります。

2020年、スリーアールはコロナ禍でメイン商材の売上が落ち、従業員を守るためにも新しい商材をつくる必要に迫られていました。この非常事態において我が社は各種防疫商品の調達ネットワークを迅速に確立し、お客様に必要なものをスピーディに提供できました。
これはグローバルな視野と柔軟性の大切さを会社として繰り返し伝えてきてこと、そして社員たちもそれを実践してくれたからだと考えています。このできごとは、そのような考えが全員へ浸透すれば潰れない企業になると確信したきっかけにもなっています。

2021年度の決算は増収増益となりました。
次の成長のため、責任感・危機感・スピード感(三感)を持つリーダーが重要であると私は痛感しています。また、リーダーには牽引力も要求されます。いわゆる「本物の」若手経営者の育成が、我が社の今後の重要課題となります。

なお組織運営については、DX推進と世界の変化に対応するために、社内のプラットフォーム管理モデルとして少数精鋭のチームが必要になってきます。中核部分を把握した上でアウトソーシングを活用し、進退を身軽に行える企業になることが今後の経営課題でもあります。

私が注目しているキーワードとしては、メタバースの登場、電動自動車の普及、AI技術の進化、eスポーツ、DXなどがあります。そして社会問題として、少子高齢化、産業の空洞化、深刻なデフレなどを懸念しています。
企業の存続がますます厳しくなっていく世の中ですが、我が社は機動力の高い組織・強い商品群・グローバル人材を武器に、守りに入らずに攻め続けていきます。

4月1日より、スリー・アールシステム株式会社からスリーアール株式会社へと社名を変更しました。
これはグローバル化のさらなる加速となります。
スリーアールはこれからも世界を相手にする総合商社を目指してまいります。
私たちは蛇・鷲・犬(それぞれ中国・アメリカ・日本を象徴する動物であり、スリーアールのシンボル)の3つの精神を併せもち、次の大きな目標に向かって邁進してまいります。