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経済産業省「新・ダイバーシティ経営企業100選」を受賞しました!

2019年3月22日 経済産業省主催 平成30年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」を受賞いたしました。

ダイバーシティ経営企業100選とは?

経済産業省は、ダイバーシティ推進を経営成果に結びつけている企業の先進的な取組を広く紹介し、取り組む企業のすそ野拡大を目指し、「新・ダイバーシティ経営企業100選」として、経済産業大臣表彰を実施しています。
平成30年度は、全国で24社が選定され、スリーアールグループは九州で唯一の受賞となりました。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」-経済産業省
https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/jinzai/oshirase190322.html

スリーアールグループの取り組みと評価

スリーアールグループでは、優秀な人材がそれぞれの能力を最大限に活かせる環境作りを続けてきました。今回の選定では、外国籍社員の採用と定着への取り組みや、子どもの有無や性別に制限なく誰でも取得可能な独自の時短正社員制度の整備が評価されました。

外国籍社員の採用と定着

外国籍社員の採用を推進するために、地域の留学生コミュニティと連携し採用活動を行っています。
スリーアールグループでは、工場を持たないファブレスメーカーとして、製品化までのスピードと実行力が重要となりますが、通訳・翻訳を介するやり取りでは、伝達ミスなどで起こるタイムロスが問題となっていました。ここに語学が堪能で、自身で状況を判断し交渉を進められる外国籍社員を採用することで、更にスピーディーにスリーアールグループの商品を製造し、世界に送り出せるようになりました。

全社員利用できる独自の時短制度の導入

スリーアールグループでは、同社の中核で活躍する女性社員が結婚や子育てを控えており、制度面や会社の体制が整っていないことから離職が心配されていました。そのため、結婚や子育てといった新しいライフステージを迎えても働き続けられる環境の整備を積極的に行っています。そこで生まれたのが、スリーアールグループ独自の時短社員制度です。設立当時は、子育て期の女性が、家庭と仕事の両立ができるように、1日4時間からの勤務で、フルタイムの正社員と同一の福利厚生を受けられる制度を整えました。現在では、時短社員の対象を全社員に広げ、介護や結婚、自分の勉強のため、副業のためなど、社員にとってプラスであると認められる全ての理由で、時短社員制度を利用できるようになりました。この時短社員制度によって、フルタイムで働くことが難しくなった社員が、時短社員という立場で働き続けていくことができると共に、立場を超えた新たな雇用が増え続けています。

ダイバーシティ経営の今後の展望

スリーアールグループは、世の中の激しい変化に柔軟に適応しつつ、自社独自の挑戦を続け、国内外で事業を拡大してきました。ダイバーシティ推進により、社内に多様な視点が生れることは、企業の柔軟性向上に繋がるとともに、同社の「挑戦」する風土の中で更に相乗効果が生まれると期待しています。
スリーアールグループには、外国籍だから、時短社員だからという枠組みがありません。誰もが自分の実力を発揮できるポジションで仕事にやりがいを感じることで、社員の定着を図っています。このような取り組みの成果の1つとして、2017年度のグループ全体売上も前年度比24%へ増加させることができました。

また、今後はこの取り組みを、シニアや障がい者の採用にも広げ、スリーアールグループの経営方針の柱として、多様な人材が活躍できる職場作りをこれまで以上に推進してまいります。