vol.028 貴女はもう、忍ばなくていい

こんにちは。
先週の図書館便りをごく自然にすっぽかしてしまった、3Rグループ社内図書館「ヨマンネ」の館長 前本です。

図書委員の方ががんばってくれているのに、館長がこれでは立つ瀬もございません。
かくなる上はハラを切ってお詫びを……!! とまではさすがに思いませんが、
今回は反省も込めて増刊号でお届けします。
  
  
わたしの友人に書店員の子がおりまして。
本好き同士、彼女と本屋に行くといつまでも話が尽きません。
わたしは主に小説を見て回るのですが、彼女はさすが書店員だけあって守備範囲が広い!
一人で本屋に行っても絶対に手に取らない、風変わりな本を紹介してくれました。

そこで、
①書店員がオススメする変化球の本

さて、タイトルの一文に戻ります。
これは『書き出し小説名作集 挫折を経て、猫は丸くなった。』からの抜粋です。

書き出し小説という言葉の通り、小説の冒頭だけを公募で集めて編纂したものなんです。
冒頭だけを集めるなんて、変わってますよね~……!
アメトーーク!の読書芸人でも紹介されました。本作は2作目だそうです。

“「貴女はもう、忍ばなくていい」そう言った彼は花嫁のベールを上げるかのように、
私の頭巾をそっと外した。”

恋人同士の忍者の物語でしょうね。「私」は忍者ではなく、女として生きる道を選ぶんでしょうか。
これからどんな物語になるんでしょう……!
「忍びを辞めていい」ではなく、「忍ばなくていい」という言葉のチョイスが絶妙だと思いました。

その他にも、
“彼女の頰を、マウスカーソルで撫でた”
“白ブリーフの落とし主は永遠に見つからない”
“ヒーローたちの利害は複雑に絡み合っていた”
“担任に好かれている吉田と、ただの吉田がいた”

などなど。続きが気になる書き出しが400個ほど収録されています。
どれも映像が目に浮かぶ書き出しですね!
  
  
お次はこちら、『〆切り本』
明治から現在にいたる書き手たちの〆切にまつわるエピソード集です。

エッセイ・手紙・日記・対談などをよりぬき集めているそうで。
いつの時代もどんな文豪でも〆切りには追われてるんですねー。
イヤな気持ちになるのではなく、上手に付き合えるようになるんだとか。。。
仕事とは納期がつきもの。〆切りに追われている方、読んでみてはいかがでしょうか?
  
  
②書店員からみた本屋大賞
そろそろ本屋大賞の発表時期が迫ってきたね!
本屋大賞とは、全国の書店員の方達が投票で決める「一番売りたい本」です。

つまり、この「売りたい」という言葉がポイントらしく。
書店員からすると、分厚すぎる本は売りにくい。あまり本を読んだことがない人でも躊躇せずに手に取れる本の厚さ、というのが投票のポイントだそうです。

そして、本屋大賞に選ばれた作品は大抵映画化されるので、映像化しやすそうな本が選ばれるようです。
一時は、ヒロインが宮崎あおいっぽい作品が受賞しやすいってジンクスがあったようですねー

今年はなんになるのやら・・・?
話題の賞なので楽しみですね!
  
  
③本を仕入れてきました!

先週、本社の図書委員で本を大量購入してきました。
大量ながら質にもこだわって、新しめの話題作も入れています!

住野 よる 『君の膵臓を食べたい』 去年の本屋大賞2位。映画化も決まっています。
恩田 陸 『夜のピクニック』 今年の直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』の作者です。
平野 啓一郎 『マチネの終わりに』 アメトーーク!の読書芸人で紹介された本。
うすた 京介『ピューと吹く!ジャガー』 ご存知の方も多いですよね、笑。疲れた時にくすっとしましょう。

貸出は一部可能となっております。
全て登録されるのは、今しばらくお待ちくださいませ。
  
  
④本日社長が紹介してくださった本、貸出可能です。

社長に紹介されると読んでみたくなる、ウズウズ……!という気持ちがあるうちに
読んでしまいましょう!
春って新しいことに挑戦したくなりますよね。新しい自分に変わるチャンスですよー!

というわけで、今週の図書館便りをお送りしました。なんと今年度のシメを飾ってしまいました……!
皆さま決起会に遅れないよう準備しましょう!

次号の図書館便りもお楽しみに~!

※情報は2017年3月31日時点のものです

3R図書館にようこそ

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